石垣市崎枝地区(第2地区)で2018年度から、かんがい施設を整備する農業基盤整備促進事業が始まる。石垣市が沖縄振興公共投資交付金を活用し、2億900万円をかけ5年間で整備する。国80%、県15・5%、市4・5%の負担割合で農家負担はゼロ。
面積は12・3㌶で受益農家は10戸。第2地区には1994年から2000年にかけ、県営かんがい排水事業が導入されたが、未整備箇所の近代化を促進するとともに営農形態の変化を受け、既存の給水栓をスプリンクラーに変更する。これにより、新たな農産物の展開、営農規模拡大、生産効率の向上、農業競争力の強化を図る。