2月1日から石垣中央運動公園で始まる千葉ロッテマリーンズの春季キャンプに向け、石垣市は昨年末から同公園内の野球場など6施設で準備に取り掛かり、市民の利用が順次できなくなっている。早い選手は自主トレーニングで連休明けから石垣入りする。
公園内の屋内練習場では7日、市施設管理課の職員数人が練習用のマウンドを設置。盛り土の高さや傾斜などを調節し、キャンプに備えた。
屋内練習場では4日から準備が始まり、初日に人工芝を張った。7日はマウンド造りを行い、ビニールシートやベニヤ板6枚を敷いた上に、高さや傾斜などを細かく調節しながら赤土と黒土の2種類の土で盛り土した。
キャンプで使用される施設は、野球場と屋内練習場のほか、第2野球場、サブグラウンド、ブルペン、打撃練習場。3月には大学野球チームがキャンプを予定している。
施設は、キャンプ終了後、順次通常の運用に戻るが、屋内練習場だけは人工芝の片付けに時間を要するため、4月上旬をめどに再開となる見通し。
市の施設管理課は「キャンプ中は利用できないが、市民の理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けている。
施設利用に関する、問い合わせは市中央運動公園(83ー5412)