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水道基本料金を無料化 与那国町議会一般質問

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 【与那国】12月定例与那国町議会(田里千代基議長)は14日、与那原繁、大宜見浩利、崎元俊男、前西原武三の4氏が一般質問を行った。町は水道基本料金の無料化を来年4月1日から2年間実施する方針を明らかにした。一括交付金を活用し、全島を網羅した無料無線LAN  WiーFiを新年度に整備する計画も示した。

 水道基本料金の無料化は、家庭用の660件が対象で、1件の月額は約820円。町は年間約1200万円の財源を確保する。無料化は、8月の町長選挙で外間町長が公約に掲げていた。前西原氏の質問。

 チャーター便などの運航増加で右肩上がりに伸びている観光客の利便性向上に向け、与那原氏が無料WiーFiとスマートフォンや携帯電話など充電設備の整備を求めた。

 当局側は、地域活性化やまちづくりの推進を目的に情報通信技術(ICT)利活用連携協定を結んでいるNTTドコモと協議しながら、全島WiーFi整備を来年度の早い時期に整備する、とした。

 教育長人事について質問した崎元氏は、教育長が半年間も不在となっている教育行政の停滞を懸念。外間町長を含めた全町議で、教育分野出身者の登用などの人事案を話し合いで決めるよう促した。

 これに外間町長は「私が適性を判断しているので皆さんがどう理解するか」と答弁。崎元氏は「残念な答弁。前教育長は適性がなかった。教育分野出身者を考えてほしい」と苦言を呈した。

 一方、この日の本会議で当局側は、バナメイエビ養殖施設整備事業の調査委託費を削除した2017年度一般会計補正予算を再提案、原案通り可決された。1億566万円を追加して総額33億6851万円とするもの。20頭分の優良繁殖雌牛導入事業補助金、町漁協の冷凍冷蔵施設の改修費、フジドリームエアラインズの地上支援機材補助金などが盛り込まれている。


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