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助け合うクラスづくり学ぶ 地区学力向上推進

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グループトークで意見を交わす教育関係者ら=2日午後、八重山合同庁舎2階大会議室

 2017年度八重山地区学力向上推進講演会(同委員会主催)が2日午後、八重山合同庁舎で開かれた。上越教育大学学校教育専攻科の赤坂真二教授が講演し、郡内や宮古の教育関係者ら約270人が、協働的に助け合うクラスづくりについて学んだ。

 赤坂教授は「資質・能力を育てる学級経営」と題し講演。「コミュニティー解体が進んだ社会で育った子どもたちは協働を意識していない」と現状を指摘した上で「生徒同士が助け合って力不足の子の力を引き出し、問題解決にあたる事が協働。そして協働的な生き方を獲得させることが本当の教育」と話した。

 また、「子どもたちが助け合うことを、教師が本気で願い求めること。それが助け合えるクラスをつくる第一歩」と強調した。

 参加した大浜小学校の宜保勇人教諭は「楽しく学べた。八重山も生徒指導や学級運営に悩む人が多いと思う。教師が教えるばかりではなく、子ども同士の協働的、対話的な営みを支えつつ、一緒にクラスづくりをしたい」と感想を話した。

 講演会の前に、同委員会事務局の磯部大輔氏が、新学習指導要領施行までに行うべき準備や心構え、文科省が掲げる方針などについて説明した。


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