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Channel: 八重山毎日新聞社
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2017年 子牛、年間平均70万4593万円

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1月セリで平均77万余りの高値でスタートした黒島家畜市場の子牛セリ。7月以降60万円台に落ち込み、年間平均は70万4593円となった=1月13日午前、黒島家畜市場

 JAおきなわ八重山地区畜産振興センターの黒島家畜市場は12日、11月の子牛セリを行い、2017年の取引を終えた。同市場のセリは奇数月の開催。年6回のセリで755頭が取引され、5億3196万円の販売実績を残した。前年からそれぞれ18頭減、3339万減。年間の平均価格は、11月の落ち込みの影響で70万4593円と前年から2万6000円余りダウンした。最高価格は1月セリで雄の140万2920円だった。

 ことしの子牛セリは1月で平均77万5671万と好スタートを切った。5月まで70万円台の高値で取引されたが、7月で70万円を割り込んだ。その後も60万台後半をキープしていたが、11月には60万に落ち込んだ。

 JA関係者らによると、全国の相場も高止まり傾向から下降傾向に転じているほか、11月セリでは子牛の状態がよくなかったためセリ値に影響したとみられる。

 センター畜産部畜産課の仲程信智(しんち)課長は「セリ値は6月からじわじわ下降してきた。全国的な相場も下がっている。11月の落ち込みは子牛の体重がのらなかったのが原因なので、次回以降は横ばいか少し上昇するのではないか。JAとしては60万円台をキープしていきたい」と話している。

 黒島肉用牛生産組合の金城義孝組合長は「11月の落ち込みは体重がのらなかったせいもあるかもしれない。いま一度、頑張っていこうと声をかけていく。導入牛も出始めているので、今後良くなっていくだろう。黒島からは県共進会でチャンピオン牛も生まれている。県内の市場で1位を目指し、組合員一丸となって頑張っていきたい」と決意を新たにしている。


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