【浦添】学校生活やクラブ活動などで模範となっている児童生徒を表彰する第19回県善行児童生徒表彰式(県退職校長会主催)が18日、浦添市中央公民館で行われ、八重山からは比嘉桃花さん(石垣小6年)と嵩田晄さん(宮良小6年)が個人表彰に選ばれ、賞状と記念盾を受けた。全体では11個人9団体。
体育委員長を務めている比嘉さんは「健康づくり」活動の一環で朝のラジオ体操を実践したほか、学級対抗玉入れ競争に取り組み全国大会に出場、日本一に導いた。また、自身も全国小学校陸上交流大会の走り高跳びで日本一になった。
嵩田さんは5年生から飼育委員長を務め、休みの日にもヤギ小屋の掃除に精を出し、大切に世話をしている。嵩田さんの活動でヤギと触れ合う児童が増え、思いやりの心や命を大切にする心が校内に広く根付いた。
受賞に比嘉さんは「まさか自分が選ばれると思っていなかったのでとてもうれしい。これからも競技を続けてオリンピックを目指す」、嵩田さんは「今では、赤ちゃんヤギも4頭増えた。ヤギの面倒を見てくれる後輩もできたので世話の仕方などを伝えていきたい」とそれぞれ話した。