石垣市の委託で有害鳥獣駆除を行っている一般社団法人沖縄県猟友会八重山地区(安田喜禮地区長)は16日、本年度最後の有害鳥獣一斉駆除を行った。本年度全5回の活動で合わせてクジャク130羽、キジ1119羽、カラス500羽の計1749羽を駆除した。
本年度最後となる5回目の駆除は2月中旬から約1カ月間にわたって実施。その最終日に当たる16日は25人が参加し、バードウオッチングが行われた屋良部半島を除く島内全域で一斉駆除を行った。5回目の活動では約1カ月間でクジャク61羽、キジ447羽、カラス500羽の計1008羽を駆除した。
安田地区長は「カボチャやパインアップルなどがだいぶ被害に遭っていたようだ。今回の駆除で少しでも農家の被害を和らげられれば」と話した。