先日、宮古島でゴルフをする機会があった。2年前に同じコースを回って以来、2年ぶりのロングコース。ドライバーを握るのも2年ぶり。結果は、2桁近くボールを無くし、半数以上のホールでバンカーのお世話になるなど散々▼ゴルフに関してはこれまで数年に1度しかクラブを握らなくてもある程度のスコアにまとめることができたので、今回もスコアを楽観視していたが、その根拠のない自信が粉々に砕け散った▼宮古毎日新聞社のゴルフ大会に参加したが、大会は一般と、女子・シニアなどを分けた二つのゴルフ場で同時開催。380人以上が参加したという。ロングコースが三つある宮古島ならではの大会運営で、島にロングコースが無くなって久しい石垣島から見ればうらやましい限りだ▼一方、宮古島も石垣島と同じく観光客が急増し、島に活気があふれていた。沖縄観光ブームに加え、伊良部大橋の開通効果がてきめんに表れている、という▼筆者は、残念ながら大橋を渡ることはできなかったが、ゴルフ場から見えたもうひとつの橋「来間大橋」と合わせ、多くの離島を船で結ぶ石垣の魅力とは異なる、橋で結ぶ宮古島の観光の魅力が垣間見えた▼伊良部大橋から見る海の色は格段というから一度は見たいものだ。(下野宏一)
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