河川などで感染するレプトスピラ症が八重山保健所管内で14日までに8件(例年0~5件)発生。うち2件が肝機能不全など重症化しており、注意を呼びかけている。
レプトスピラ症は、汚染された川の水を沸騰させずに飲んだり、素足で入ったりすると、傷口などから体内に侵入し感染を起こす。
感染すると、3~14日間(平均10日間)の潜伏期間の後、寒けや震えを伴う39度以上の発熱、頭痛、筋肉痛などの症状があり、重症化すると腎不全や黄だん、出血などの症状を引き起こし、死亡する場合もある。
同保健所では川や水田に入ってから突然の発熱、頭痛などの症状が出たら、すぐ医療機関で受診するよう呼びかけている。