【宜野湾】第57回県吹奏楽コンクール・第62回九州吹奏楽県予選・第13回南九州小編成吹奏楽コンテスト県予選(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の2日目が23日、沖縄コンベンションセンターで行われ、小学生の部で登野城小学校器楽クラブ(武田結菜部長、部員27人)が金賞に輝き、8月に福岡で行われる第62回九州吹奏楽コンクールに県代表として派遣されることが決まった。同校の九州コンクール出場は8年ぶり。
小学校の部には16団体が出場。登小は、ゴールデンウイーク明けから平日は放課後から午後7時まで、土日は朝から夕方まで練習を行い、本番に備えた。全部員27人でコンクールに臨み、「センチュリア」を演奏した。
表彰式で、金賞と九州出場が発表されると、客席から大きな歓声が湧き上がり、部員たちは目を真っ赤にして抱き合い、喜びを分かち合った。
武田部長(6年)は「まだ実感が湧かない。もう終わったんだって感じ。九州では、金賞を目指したい」と決意を新たにした。
川上一華さん(6年)と入松田碧さん(同)の両副部長は「きょうは、今までで一番いい演奏ができた。先生と両親に感謝したい」、「九州では、お客さんに感動してもらえるような演奏をしたい」とそれぞれ笑顔をみせた。
第62回九州吹奏楽コンクールは8月18日、5日間の日程で福岡サンパレスと宮崎市民文化ホールの両会場で開幕。沖縄代表6校のうちの1校に選ばれた登小は18日、福岡サンパレスでトップバッターとして出場する。