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八重山産マンゴーに自信 来月、品評結果を発表

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出品されたマンゴーを食べ比べする参加者ら=21日午後、県八重山合同庁舎

 八重山マンゴー研究会(大原剛会長、会員26人)のマンゴー果実品評会が21日午後、県八重山合同庁舎で2部制で開かれ、会員や関係機関の職員、消費者らがことし収穫されたマンゴーを試食し、一番おいしいと感じたものに投票した。大原会長は「昨年は不作だったが、ことしはどれも色も形もきれい」と話し、八重山産マンゴーの品質に自信をのぞかせた。

 品評会には、研究会から19点、沖縄本島から3点、宮古島、県農業研究センター石垣支所から各1点の計24点が並んだ。

 会員を対象とした第1部では、外観・果肉色・香り・甘さ・酸味・食感の6項目を参考に品定め。第2部では、会員以外の消費者らが「酸味があるおいしさ」「いい匂い」などと食べ比べし、お気に入りの1点を選んだ。

 今回初めて、品評者として宮古島のマンゴー農家が参加。宮古島市の平良麗さんは「石垣のマンゴーは味が濃くて、実の色も濃い。互いに良いところを勉強できたら」と話した。

 大原会長によると、今期の生産量は過去最高の約230㌧になる見通し。

 県八重山農林水産振興センター農業改良普及課は、春先の開花が遅れた影響などで、収穫予定時期が1カ月ほどずれ込んでいるが、去年の不作で「木が休めていた」ため生産高増につながっているとしている。

 品評会は八重山産マンゴーのブランド化、栽培技術の向上を目的に開催され、ことしで7回目。投票結果は8月の同研究会定例会で発表し、好まれる味覚などを把握することで、今後の生産に生かしていく。


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