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Channel: 八重山毎日新聞社
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先日、仕事で北海道の帯広に行った。石垣から…

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 先日、仕事で北海道の帯広に行った。石垣から東京(羽田空港)を経由し、約7時間。生まれて初めての北海道の地だ▼第一印象はやはり「広い」。上空から見ると整然と区画整理されたほ場が一面に広がる。地上に降りても空港から市街地まで車で30分余、信号の無いほぼ直線道路が延々と続く。その両側には畑地がどこまでも広がる▼帯広は人口約16万8000人。主産業は農業、酪農を中心とした畜産業も盛んだ。小麦にジャガイモ、ビートなどが主な作物だが、一農家当たりの平均耕作面積が40㌶を超えるというから驚きだ▼ソウルフードは「豚丼」と「インディアンカレー」。共通していたのが食の安さ。カレーは390円、名物の羊の肉を使ったジンギスカンは1人前350円。ご飯にみそ汁、副菜を付けた定食でも580円。その安さに勝てず大手外食チェーンも進出してこないとか▼帯広では15日に最高気温が37・1度と全国一を記録した。残念ながらその翌日の帯広入りで、その暑さは体験できなかったが、その代わり14度という石垣でいう真冬の寒さを味わった。冬にはマイナス25度まで気温が下がるようで、寒暖差は60度以上。石垣では考えられない気候だ▼航空便は羽田と結ぶ1日7便のみ。空港施設、路線、便数は南ぬ島石垣空港の圧勝だ。(下野宏一)


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