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新八重山病院で質疑 県議会一般質問

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 【那覇】県議会(喜納昌春議長)2月定例会は4日、一般質問2日目で高嶺善伸氏(社民・護憲)が登壇した。高嶺氏は新県立八重山病院の歯科口腔(こうくう)外科の新設を質問。伊江朝次病院事業局長は「設置は新病院での開設に向けて調査、検討を進めている」と答弁。医療機能の拡充には「ICU(特定集中治療室)やHCU(高度治療室)の増床、感染症医療に対応した機能を有する病室の設置に向けて検討を進めている」と述べた。

 日台漁業取り決めルール合意後の安全操業については、高良倉吉副知事が答弁し「トラブルのないような操業ルールと、(トラブルが)起きた場合の円滑な解決ルールが合意。安全操業が確保できると思われる」と見解。県内漁船の出漁には「八重山北方の三角水域など一部で、日本側ルールで操業できることから隻数は回復すると考えている」と述べた。

 文部科学省が竹富町教育委員会に是正要求している八重山教科書問題に諸見里明教育長は「3市町教育委員会それぞれの立場を尊重しつつ指導助言を行い、同一の教科書採択の実現に努めたい」と強調した。

 高嶺氏は再質問で与那国航空路線で琉球エアコミューター(RAC)の機材大型化を求めたのに対し、謝花喜一郎企画部長は「RACの意向を踏まえて対応したい」と述べるにとどめた。離島航空路線の運賃には、川上好久副知事が交通コストの負担軽減に取り組む考えを示した。

 この日は、仲村未央氏(社民・護憲)が質問した辺野古埋め立て承認の審査結果をめぐって空転。県が答弁調整で国土交通省に問い合わせるなどして質疑が大幅にずれ込んだため、高嶺氏の登壇は午後9時15分過ぎとなった。


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