【与那国】JAおきなわ与那国支店(船道哲男支店長)の与那国製糖工場は18日、今期初めての黒糖63㌧を本島に出荷した。平均糖度は13.2度で、17日には最高で16.6度も記録。初荷分は特等製品となっている。
今期は、1月31日から3月20日まで50日間の操業期間で、前期と同じく原料3600㌧、黒糖製品450㌧を見込む。
また、今期は、雨天や刈り取り作業員の不足で収穫に遅れも生じているが、今月16日までに原料989㌧を搬入。特等製品の初荷に関係者からは「原料搬入はまあまあだが、製品は前期と比べると良い」と喜ぶ声も聞こえる。
出荷式で、関係者らは、黒糖を満載したトラックを酒で清め、出荷を見送った。
初荷分の黒糖は、祖納港から石垣港を経由して本島に届く。(田頭政英通信員)