県内で232店舗を展開する㈱沖縄ファミリーマート(大城健一代表取締役社長、那覇市)が年内に石垣島への出店を計画していることが18日、関係者への取材で分かった。詳細については19日に発表して明らかにする見通しだ。
石垣島には㈱ココストアイースト(本社・茨城県土浦市)が18店舗を構えており、近く国道バイパスの真栄里交差点沿いで19店舗目がオープンする予定だ。
ファミリーマートは宮古島に10店舗ある。石垣島への進出で、利用者には選択の幅ができる一方、業界にとっては競争が激化することになりそうだ。
ファミリーマートの出店計画は昨年から情報が飛び交っていた。これに備え、ココストアは淹れたてコーヒーなど商品の強化、ATMの設置などサービスの充実を図ってきた。
ココストア関係者は「完全な競争になる。一生懸命努力しないと生き残れない。店舗の充実や接客を向上させていきたい」と話した。