第57回全沖縄中学校新人柔道大会(県柔道連盟主催)が15日、県立武道館で開催され、八重山から出場した女子48㌔級の城間歩子(石垣中2年)が準優勝に輝き、男子50㌔級の黒島英継(石垣第二中1年)が3位に入賞した。
4人が出場した女子48㌔級。城間は初戦を絞め技で一本勝ち。決勝戦では善戦したが、相手に有効ポイントを取られ、判定で敗れた。
城間は指導者の仲宗根政門氏から「受けが弱い。相手の攻撃を正面から受けているので、もっとさばいたり、横に動かないといけない」と言われたといい、「優勝をしたかったので悔しい。受けの練習を積んで、夏の中体連県大会ではオール一本勝ちで優勝したい」と決意を新たにした。
一方、17人が出場した男子50㌔級。初戦を不戦勝で勝ち上がった黒島は準々決勝で強豪を相手に粘りの柔道を展開し、2-1の判定勝ち。準決勝は開始早々にかけた内股が反則を取られ、反則負けとなった。
黒島は「優勝を狙っていたので悔しい。昨年9月の県大会優勝で警戒されていたかも。技は出せていたが、背負いや内股などの得意な技ばかりがいけなかった。もっと相手に合わせた技を掛け、切れや勝ちに行く姿勢を磨きたい」と話した。