【黒島】23日開催の第22回黒島牛まつり(同実行委員会主催)で実施される競技「牛との綱引き」に向けた練習が15日、まつり会場の黒島多目的広場で行われた。目玉となる競技は、参加者と牛が綱引きを行うもので4年ぶりに復活する。
参加者と対戦する牛は「ミルクユガフ笑軍(しょうぐん)」。9歳で770㌔と大きく、徳之島や沖縄本島でも活躍する闘牛で、この日の練習では、小学生を含めた地元住民を相手に圧勝し、強い存在感を示していた。
牛の所有者で、実行委事務局長を務める玉代勢元さんは「まつりの趣旨に賛同し、笑軍を譲ってくれた友人に感謝したい。久々の綱引きだが、大いに盛り上げたい」と語った。
競技参加は、成人5人を1組とし、当日に5組を受け付ける。多数の場合は抽選で決める。(黒島通信員)