伊野田小学校PTA(池間洋子会長)は16日、学校近くのサトウキビ畑で恒例のキビ刈り体験を行い、同校の児童や保護者、地域住民ら約100人が参加した。
キビは毎年9月の創立記念日に植え、地域住民らも含めて収穫するのが同校の伝統となっている。今回は2012年9月後半に地域住民の金城徳哲さん(65)が管理するほ場15㌃に植えたキビを2時間余りかけて収穫した。
両親と兄弟4人の家族6人で参加した矢吹明斗君(4年)は「キビ収穫体験は3回目。家の庭で雑草を取るとき、カマを使ったこともあるので、キビ刈りは難しくない。きょうは天気もいいし、作業は楽しい」と心地よい汗を流した。
池間会長(38)は「収穫体験は私が小学校時代から続いている。最近は一家総出で作業をする機会も少なくなっているので、家族の絆を強めるよい機会になると思う」と話した。