八重山地区学校給食研究協議会(会長・清水ちか子崎枝小中学校長)は14日午後、同校で第17回八重山地区学校給食研究協議大会を開き、功労者4人を表彰したほか、同校の児童生徒11人が取り組みの成果を発表した。
大会は食育の充実を図ろうと1996年から毎年開催している。本年度は「生涯、健康で望ましい食生活を実践できる子の育成」を主題に研究してきた大原小の花原厚子栄養教諭と崎枝小中の前泊睦美教諭が実践報告を行った。
このうち、花原栄養教諭は取り組みの様子を紹介し、成果として▽児童、生徒の実態の把握ができた▽食生活について家庭で考える機会ができた—などを挙げ、▽偏食や時間内に食べられない児童への継続指導▽家庭への情報提供と地域を巻き込んだ食育の実施—などを課題とした。
崎枝小中の児童生徒はこれまでの取り組みを作文や音読で行ったほか、島野菜の良さや大切さをラップで披露し、会場を沸かせた。
受賞者は次の皆さん。
▽県功労者=大嶺多枝美(波照間小中調理員)、内原たみえ(石垣小栄養教諭)▽地区功労者=前泊幾代(小浜小中調理員)、花原厚子(大原小栄養教諭)