旧盆入りを翌日に控えた14日、石垣市内の大型店などは、供え物に使う食材を買い求める客でごった返した。
店内には旧盆に欠かせない豚肉やかまぼこ、サトウキビ、パインなどの果物、菓子、線香などが所狭しと並び、飛ぶように売れていた。
このうち、JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場(本若展充店長)では精肉以外の品を豊富にそろえており、11日から旧盆用の品々を買い求める地元客と盆休みの観光客らが多くなっている。13日の来店客数は一日で1600人を超えた。
本若店長は「すでにリンゴは売り切れ、15日の入荷を待っているが、地元産のパインは多い。パインは例年、旧盆時期に少なくなるが、ことしは旧盆が早いため多くなっている」と話した。