第3回「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」(警察庁主催)で警察庁長官官房給与厚生課長賞に選ばれた石垣第二中学校2年の宮國大樹君への表彰状伝達式が12日午後、八重山署であり、小禄重信署長が宮國君に表彰状を手渡した。八重山からの受賞は今回が初めて。
同コンクールは作文を通して、命の大切さなどを学ぶのが目的。全国から1万9396点の応募があり、51点が入賞。8日に東京都内で表彰式が行われた。
交通事故で子どもを亡くした遺族の文章を読んで感じたことを作文にした宮國君は「こんな大きな賞をもらえるなんて。作文を書くことで、当たり前の日々を過ごし、家族や友人に囲まれている生活がとても幸せなことだと気付いた。これからも周囲の人への感謝を忘れず、今を精いっぱい生きていきたい」と話した。
小禄署長は「命を大切にすることの重要性を周囲の人たちにも伝えてほしい」と述べた。