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沖縄地方の防衛警備などに当たる陸上自衛隊第15旅団の小林茂旅団長(陸将補)は11日夜、「建国記念日」にちなんで行われた石垣市内での講演で「将来、沖縄本島より西の島に抑止のために実力部隊を置く必要がある」と述べた。「どこに置くかは人が多い大事な島になるだろう」と宮古島か石垣島を示唆、講演会を主催した八重山防衛協会の三木巌会長は「石垣島にお願いしたい」と要望した。
小林氏は15旅団(約2000人)について▽全国の旅団規模3000―3500人に比べて小さく、戦車や大砲などの機能が欠落している▽戦える実力部隊が配備されているのは沖縄本島が最西端になっている―などの課題を挙げ、これらを解決することが将来の15旅団の姿になると説明した。
与那国島に配備される予定の沿岸監視部隊について「情報を集めるのが任務。戦う実力部隊とは違う」と説明。「沖縄本島から与那国島までの間は戦力として空白となっている。普段から部隊を配置して空白や隙間を埋め、抑止体制を確立する必要がある」と強調した。
三木会長はお礼のあいさつで「石垣島に自衛隊の配備をお願いしたい。アジア情勢を考えると、平成30年までに配備してもらいたい。これは喫緊の課題。防衛省にもアプローチしており、与那国島の次は先島と認識している」と述べた。
小林旅団長はこのほか、沖縄出身者の隊員が婿や嫁を含めて45%と紹介、「全国に比べて少ない。これから増やしていくことが私たちの大きな課題。県出身者が旅団の中心となるよう早く解決しなければならない」と協力を求めた。