2016石垣港みなとまつり(同実行委員会主催)が「海の日」の18日、石垣港旧離島桟橋を主会場に行われ、家族連れや市民、観光客らがモズク流しやヨット体験試乗会、船上ライブなど海にちなんだ行事を楽しんだ。
会場では、八重山漁協が提供した1斗缶10個分を使ったモズク流しが人気。子どもからお年寄りまで大勢の人たちがモズクをすくい取って持ち帰った。美ら海水族館の移動水族館やミニブロックづくり、石西礁湖のパネル展などもあった。
おわん5杯分のモズクをゲットした髙島忠時君(登野城小5年)は「天ぷらにして食べたい」と満面の笑み。家族と一緒に訪れた島袋優莉香ちゃん(平真小2年)は「いろんなものがあってとても楽しい」と満喫していた。
夕方には港内の特設ステージで「第17回みなとの夕べ」があり、子どもエイサーやフラダンス、八重山高校カラーガード部の演舞、ミヤギマモルのライブなどで盛り上がった。フィナーレの打ち上げ花火に歓声が上がった。
まつりは、石垣港の役割をPRしようと、みなと通り会や石垣港湾事務所、市建設部港湾課、石垣海上保安部、NPO法人八重山ヨットクラブ、NPO法人石西礁湖サンゴ礁基金が実行委を結成して開催しており、ことしで17回目。
森田安高実行委員長は「毎年、多くの人でにぎわっており、最近は海外からの観光客も増えている。もっと盛り上げていきたい」と話した。