川平中学校(山城亨校長)の全校生徒16人は6日午後、市役所を訪れ、中山義隆市長に8月18、19日に大分県で開かれる第16回全国中学校文化連盟総合文化祭への出場を報告した。
同校は昨年12月の県中学校総合文化祭に「創作 川平満慶太鼓」で出場。川平の伝統文化をモチーフに太鼓、踊り、棒術を組み合わせた演技で高い評価を受け、8年ぶり2回目の全国総合文化祭出場が決まった。
生徒会長の大泉洋介君(3年)は「支えてくれる地域の人たちへ感謝の気持ちを込め、県代表として恥じない演技をしたい」と意気込みを語り、生徒全員が一人ずつ抱負を述べた。
中山市長は「川平は伝統文化がしっかりと受け継がれている地域。先輩たちの残した伝統を全国の舞台でアピールしてほしい」と話した。
石垣安志教育長は「地域に支えられての全国大会。物おじせずに練習の成果を存分に発揮してほしい。いい報告を期待する」と激励した。
川平満慶太鼓保護者会の本村浩司会長は「大分まで行くので、資金造成のため保護者会を立ち上げた。全国までしっかりサポートしていきたい」と話した。