八重山商工高校(真栄田義功校長、生徒385人)の商業科観光コース2年生18人が11日、校内でかき氷を提供して熊本地震復興義援金を募る活動を開始した。13日まで昼食時間と放課後に行い、集まった寄付金を被災地に送ることにしている。
コース内で被災者に何かできることはないかと話し合った結果、おもてなしの心でかき氷を振る舞い、そのお礼に義援金を募ろうと企画した。
午前11時40分~正午、正午~午後0時20分、午後3時半~同4時までの時間帯に募金箱を持ち、かき氷を作って提供する。
9日から10日間の日程で三者面談が始まっており、保護者にも協力を求めている。
観光コース長の譜久嶺有紗さん(2年)は「授業でも取り組んでいるおもてなしの心を熊本の皆さんにも届けようと実施することになった。被災者が一日も早く自分の家に帰ることができるよう石垣からも応援し、1人でも多くの人が助かるよう願っている」と話した。