2016年度からバイクなどを含む軽自動車税の税率が変更される。50㏄以下の原付きバイクが1000円から2倍の2000円、その他の車種は平均して1.5倍の引き上げとなる。石垣市などは納税通知などを確認して納付してほしいと呼びかけている。
今回の改正は、市町村の要望を受け低税率の徴税コストを改善するほか、排出ガスを低減する環境性能を有する車両の普及促進などが目的という。
三輪・四輪の軽自動車は、昨年4月1日以降に新規登録を受けたものから新税率が適用され、自家用軽自動車が7200円から1万800円、自家用貨物車が4000円から5000円に引き上げられる。
一方、昨年4月1日から今年3月末までに新規登録した車両のうち、排ガス低減など一定の環境性能を備える車両については75—25%の軽減が受けられる。
このほか、新規登録から13年を経過した車両については、重課税率が適用され、自家用軽自動車で1万2900円、自家用軽貨物車で6000円となる。
石垣市で対象となる軽自動車は3万1417台、このうち本年度に課税率が変更されるのは1万6112台。市税務課の試算では、税収は前年度の約1億4600万円から約1億8300万円に増える見通し。