【浦添】伝統芸能や日舞、洋舞など多彩なステージを繰り広げる「第52回琉球フェスティバル」(琉球新報社主催)が23日、てだこホールで始まり、26日は八重山芸能が披露され、八重山の情景が醸し出された。
那覇八重山古典民謡保存会(山城直吉会長)、八重山古典民謡箏曲保存会(東江朝子会長)、八重山舞踊勤王流祥吉華慶の会・喜舎場慶子舞踊研究所、勤王流八重山舞踊保存会無錆之会・川井民枝舞踊道場の会員らが出演し、「白保節」「目出度節」の三線斉唱で幕開け。箏曲斉唱の「赤馬節」「しゅうら節」、舞踊の「石ぬ屏風節」「まるまぶんさん節」などと続き、観客らは美しい旋律に耳を傾けた。
同フェスは1965年から「春の総合舞台芸能祭」として行われており、今回は69団体から約1000人が出演する。30日まで。