ことし4月から八重山地区で採用されている中学3年生用の理科教科書「新編 最新の科学3」(東京書籍)で、石垣島天文台が紹介されている。単元4の「星空をながめよう」の見開きページの半分に星空をバックにした天文台の写真が使用されている。
東京書籍版の教科書は全国で30万部が発行されているという。
天文台によると、2015年度の利用者は過去最高の1万4000人近くとなり、学校の体験学習も増えているという。
宮地竹史所長は「教科書と合わせ、実際に天文台に来て天体観望会や4次元デジタル宇宙の立体画像鑑賞なども楽しんで学習してほしい」と話している。