「年代別の優勝を狙っていたが、総合でも優勝できてうれしい」と照れ笑いをみせる松本は、昨年の40~44歳カテゴリーでの日本チャンピオン。昨年はシカゴで開催された世界選手権にも出場した。
あまり得意ではないというバイクで終盤にトップに立つと、得意のランで2位に8分差以上をつけてゴールテープを切った。
普段はバイクで力を温存、ランで抜くスタイルだが「きょうはバイクで1位だったので驚いた」と笑顔をみせたが、ランの途中で両足がつってしまい「バイクでの無理がたたったかな」と反省も。
目標は「今年もカテゴリー別の日本チャンピオン」という松本。国内の約20レース中、最も成績のいい4大会のポイントが加算されるという。
大会優勝に「今年の初戦。調子も良く、予想以上の成績が残せ、シーズンのいいスタートが切れた。今後の課題も見えたのでよかった」と抱負を述べた。