石垣島トライアスロン大会2016(同実行委員会主催)は10日午前8時の号砲でスタートする。昨年は天候不良でスイムが中止。南の浜町の人工ビーチで初めて行うスイム1.5㌔にバイク約42㌔、ラン10㌔の合計53.5㌔のコースにエイジ611人、3人一組のリレーは53チーム(159人)が出場。合わせて770人が過酷な鉄人レースに挑む。
大会を前に9日午後3時から市民会館展示ホールで大会エントリー受け付けが行われ、選手たちはTシャツやレースナンバー、スイムキャップを受け取り、当日のレースに備えた。
午後4時から大ホールで行われた競技説明会では大会事務局からリタイアの仕方や、スイムのみ競技を途中で切り上げることができるスキップ制度の説明があり「安全が第一優先。無理はしないで」と呼びかけた。
事務局によると出場最高齢は80歳、70歳以上は13人が出場する。40~49歳代が118人で最も多く、全体の36%を占める。外国人も8人がエントリーしている。
会場の外では八重山自転車協同組合(知名定男組合長)の会員が参加者のバイクの点検を実施。
ブレーキの調整をしてもらった中村尚子さん(58・大阪府)は「ホテルで、組み立ててここまで乗ってきた」と話し、「石垣島大会は三度目。過去2回は台風と母の看病で参加できなかった。想像以上に海がきれいで驚いた」と述べた。