6日にスタートした春の全国交通安全運動にちなみ、「飲酒運転はダメ!!」とのボードを掲げて飲酒運転の根絶を訴える「ボード作戦」が8日午後、八島町の国道390号沿いで行われた。石垣市交通安全推進協議会と八重山地区交通安全協会、八重山警察署が実施したもので、関係者約15人が地元や観光客のドライバーに呼びかけた。
八重山署管内でことし3月末までに発生した飲酒運転の検挙数は20件(20人)。飲酒絡みの人身事故は発生していない。
地区交通安全協会の野原佳裕会長は「昨年の教職員事故から1年余りが経過したが、飲酒運転は犯罪。飲酒する側の自覚と飲んだら乗らないという信念が必要」と訴えた。同署交通課の友利元和課長は「飲酒運転は重大事故に直結する。根絶に向けて地道な活動を大事にしたい」と語った。