▽…石垣市交通安全母の会がことしも恒例の交通安全マスコットを市内の小学1年生に寄贈した。宮良和美会長によると、毎年子どもたちに興味を持ってもらえるようにモチーフを考えているという。「無事に帰る」ようにカエル、「ちょう(蝶)と一瞬立ち止まって安全確認する」ようにオオゴマダラ、といった具合にアイデアを出し合っている。子どもたちを思う“親心”に頭が下がる。
▽…石垣島製糖の松林豊社長は4日、「今期の製糖はかつてない状況」と中山義隆市長に説明した。長雨で原料も十分に確保できず、操業期間は5月初めまでずれ込む見通し。収穫遅れで来期用の苗の確保に影響が出るおそれもあるため、「今期が悪かったから来期は良くなるという単純なものではない。2、3年みて考えないといけない」と表情を曇らせた。
▽…宮古から石垣海上保安部に転属となった巡視艇「やえづき」。船の性能は“前任”の巡視艇「なつづき」とほぼ同じ。石垣海保によると、石垣航空基地の機動救難士が乗船して事案に対応するケースもあるという。ことしの黄金週間は最大で10連休。水の事故の防止に向けて万全な態勢が求められる。年度初めの慌ただしさのなか、八重山の海のシーズンはすでに始まっている。