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市内で認定こども園開園 「なごみの広場」が入園式

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認可保育園から移行した認定こども園「なごみの広場」の入園式で、あいさつをする3~5歳児クラスの保育士ら=2日午前、同園

 保育所と幼稚園の両方の機能を持つ認定こども園は本年度、石垣市内では3園がスタートすることになっており、認可保育園から移行した「なごみの広場」(杉本洋介園長、園児110人)が2日午前、市内大浜の同園で入園式を行った。幼稚園から移行したまきら認定こども園とおおはま認定こども園も今後、スタートすることになっている。
 認定こども園は待機児童を解消しようと昨年度から始まった「子ども・子育て新制度」によるもの。
 「なごみの広場」はこれまで認可保育園として就学前の1~5歳の子どもたちを受け入れてきたが、認定こども園に移行したことにより、3~5歳児の各年齢ごとに5人ずつ合わせて15人を園独自に募集できることになった。
 杉本園長(36)は「こども園になったことで市を通さずに園児を募集できる。市内では3歳児の受け入れがまだ進んでいない」と話す。
 4歳の次女と2歳の三女を通わせることになった市内真栄里の宇地原亮江(ふさえ)さん(34)の場合、当初は次女は市内石垣の別の保育園に通うことになっていたが、2人を同じ園に通わせようと「なごみの広場」にあらためて直接申し込み、2人一緒に通えるようになった。
 宇地原さんは「次女が『なごみの広場』に通えなければ、三女とは別の保育園に送り迎えすることになっていた。私も夫も島外出身なので預ける身内がいない。本当に助かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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