【那覇】新事業に取り組む中小企業を支援する内閣府沖縄総合事務局の補助事業で、(有)アルル(仲筋正和社長)=石垣市=とコーラルインターナショナル(株)(山川朝源社長)=与那国町=の地域産業資源活用事業計画が3日、認定された。
アルルは八重山の観光資源を活用したフォトウエディング、記念日写真などの開発と販路開拓を計画。コーラルインターナショナルは、与那国化石サンゴのミネラルサプリメントの開発、トップブランド構築と商品の高度化を目指す。
試作品開発や販路開拓に対する補助金が受けられるほか、信用保証の特例や政府系金融機関による低利融資、専門家のアドバイスなど総合的な支援が受けられる。
仲筋社長は「国内、台湾と新たな可能性を切り開きながら地域に寄与できる商品開発をしていきたい」、山川社長は「商品が地域資源として認定されうれしく思う。国内外に販路を拡大していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。