4月から与那国空港に就航する琉球エアーコミューター(RAC)の新機材Q400CC(カーゴ・コンビ、50人乗り)の内覧会が18日午後、与那国空港で行われた。外間守吉町長と町議、経済関係者ら25人が見学、「座席がゆったりしている」「貨物室が広い」などの声が上がった。
JTAと同社の名渡山秋彦離島先島地区支配人によると、新機材は1号機が4月中旬から最終便の石垣→与那国→石垣、2号機が8月初旬から初便の那覇→与那国→石垣→与那国→那覇で就航する。これにより、与那国発の便は4便中3便が新機材となる。
RACによると、貨物室は現行機材の2.5倍に当たる23.4立方㍍。カジキを入れる段ボール箱を効率よく積めるよう改造した。客室内も前の席との幅が88.9㌢と現行機材より14.9㌢広くなっている。
与那国町漁協の嵩西茂則組合長は「スペース的にもいいくらいだと思う。高さも2㍍くらいあるので動かしやすく、効率よくカジキを積めると思う。重量の関係で変動があるということだが、最大8本積めるのもいい」と期待した。