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市の待機児童0~2歳で170人 幼保連携の重要性確認

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保育所や幼稚園の利用定員などを確認した子ども・子育て会議=18日午後、市役所会議室

 第1回石垣市子ども・子育て会議(小倉隆一会長)が18日午後、市役所会議室で開かれ、幼稚園や保育所の利用定員などを確認した。

 市の待機児童(2015年4月時点)は、0歳児19人、1歳児115人、2歳児36人、3歳児23人、4歳児13人、5歳児0人の合計206人で、このうち、0~2歳で170人を占めている。

 会議では、0~2歳の小規模保育園の園児は、3歳以降はあらためて入園先を探さなければならないことから、小規模を敬遠し、その結果、待機児童が発生するケースがあることが報告され、小規模園を運営する委員からは「小規模園から連携施設にスムーズに移行できるよう行政が責任を持つと言っていたが、ほとんど機能していない」との指摘があった。

 17年度以降の利用定員については、0~2歳で児童数が不足することが予想されており、小規模保育などで公募し、定員確保を図る方針。

 また、利用定員の確保と並行して保育士の確保も求められている。

 小倉会長は「0~2歳児の小規模保育をちゃんと立ち上げなければ待機児童はなくならない。その中で幼保の連携をしっかりやっていく必要がある」と話した。


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