【西表】西表小中学校PTA(崎原健会長)の体育部(荒木和友体育部長)による「卒業駅伝」が14日、同校正門前を発着点に干立・祖納集落を走るコースで3年ぶりに開催された。たすきは卒業生の保護者が手作りし、在校生らが中学校の卒業生4人に宛てて書き込んだメッセージ入り。4人は担任らと手をつないでゴールし、大きな拍手を受けた。
児童生徒は4チームに分かれて出場し、PTAと青年会も参加。
地域の高齢者もコース沿いに陣取り、PTAが用意したぜんざいで体を温めながら声援を送った。
走り終えた子どもたちは体育館でPTAが前夜から準備していたカマイ(イノシシ)そばなどに舌鼓。卒業生は「最後にみんなとたすきをつなげてよかった」「いい思い出ができた」などと笑顔だった。(曽根田容子通信員)