【西表】「輪になって学ぼう!人の和 島の環 語りの話」をテーマに本年度の竹富町生涯学習フェスタ(町教育委員会主催)が6日、町離島振興総合センターで開かれた。同フェスタは豊かな生涯学習を目指すことを目的に2年に1度開催。島々で活動している社会教育学級や放課後子ども教室など13団体が発表を行ったほか、展示や体験のコーナーもにぎわった。
小浜キッズ&ジュニアダンサーズの軽快なダンスで幕開け。舞台では、古見っ子放課後子ども教室が空手演舞、西表西部のダンス教室「リノレオ」がフラダンスを披露した。
展示コーナーでは、西表島や黒島、鳩間島などの放課後子ども教室、婦人会、青年会、公民館が写真などで学習の成果を発表。活動の一環で作った焼き物や民具なども展示された。横笛の手作りやムーチー作りの体験コーナーには多くの町民が集まった。
飲食コーナーではイノシシそばなどが人気を集めた。特産品の展示即売も行われた。
大原に住む20代の女性は「民具作り体験や各島の文化も知ることができて楽しい」と話していた。
大田綾子教育長は開会式で「生涯学習の成果を出し合い、触れ合いを通して島の恵みを再発見してほしい」とあいさつした。
白浜放課後子ども教室は、子どもたちがインフルエンザのため欠席した。