青少年の家まつり
竹トンボやゴムカンなど昔なつかしい遊びを楽しむことができる「青少年の家まつり&作品展示会」(石垣青少年の家主催)が21日、同家で開催された。さまざまな遊びが体験できるとあって、親子連れら約550人が訪れた。火起こしやアダン葉の風車づくりに挑戦するコーナーもあり、昨年から実施している無料の乗馬体験は、行列ができるほどの人気ぶりだった。
シャボン玉や紙てっぽう、木の実工作、バルーンアート、ヤギとの動物ふれあい、草すべり台、乗馬体験などのコーナーも設けられた。
家族4人で訪れた登野城拓己さん(32)=字石垣=は「娘がシャボン玉が好き。家では小さいシャボン玉しか作れないが、ここでは大きなシャボン玉が作れるので楽しい。輪っかの部分に布を巻いて割れにくくしてあり、家でも作りたい」と話し、長女の彩絵(さえ)ちゃん(2)は「楽しかった」と笑顔をみせた。
平良進所長は「八重山星の会が指定管理を受けて4年目。毎年、祭りの中身を充実させている。若い世代のお父さん、お母さんにも分からない遊びがあるので、夢中になる親もいる。子どもたちの笑顔を見るとやめられない。来年も充実させたい」と話した。