bjリーグの琉球ゴールデンキングスー島根スサノオマジックの第2戦が21日午後、石垣市総合体育館メインアリーナで行われ、キングスが島根を95ー58の37点差で下し、前日の雪辱を果たした。試合は序盤からキングスのペース。キングスは積極的な守備で相手のミスを誘い、攻撃ではスピードのあるパス回しで相手を翻弄(ほんろう)。13本の3点シュートを決めるなど、持ち前の攻撃力を爆発させた。この日最も活躍した選手に贈るユーグレナ賞には両チーム最多の20点を挙げたドゥレイロン・バーンズ(キングス)が輝いた。会場には2694人のブースターが詰めかけ、2日間で5234人が来場した。
前日の20日、八重山開催で初黒星を喫したキングスは「反省をしっかり生かし、自分たちが信じてやってきたことを出そう」と気持ちを切り替え、試合に臨んだ。
キングスは序盤、高い位置での守備で相手をけん制し、アンソニー・マクヘンリーを中心に早いパスワークで中と外をうまく使い分け、第1クオーターで20点を挙げ、島根に10点差をつけてリード。第2クオーターでは、島根が岡本飛竜とスクーティー・ランダル、山本エドワードの3人で15点を挙げてキングスに食らいつこうとするが、バーンズと小菅直人が合わせて3本の3点シュートを決め、キングスがリードを維持。
後半に入ってもキングスのパフォーマンスは落ちず、4本の3点シュートやイバン・ラベネルのダンクシュートでチームに勢いをつけた。
島根が追い上げを図ろうとするが、攻守の要所でラベネルが相手の反則を誘い、リズムに乗せなかった。
第4クオーターではキングスの津山尚大がパスカットやスチールなど積極的な守備でチームを盛り上げ、喜多川修平が3本の3点シュートを含む11得点で島根を引き離した。
西部地区3位のキングスは次節の27日、同9位のライジング福岡と対戦する。
結果は次の通り。
キングス
95
20ー10
19ー15
27ー22
29ー11
58
島根