衛星打ち上げと称する北朝鮮の弾道ミサイルに対する中谷元・防衛相の破壊措置命令を受け、中山義隆市長は4日夕、石垣島に配備が検討されている地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の部隊について2012年12月の前回同様、受け入れる方針を明らかにした。
中山市長は、同日午後4時に設置された市危機管理対策本部で「正式な依頼が来たら受け入れる。その旨の準備をしてもらいたい」と部課長らに指示した。
対策本部では、市の対応として日本政府にミサイル発射を中止させるよう強く要望するとともに、万一に備えて国・県などと十分な協力体制を構築し、市民に対して迅速に情報を提供することも確認した。
中山市長は記者団に、配備先について「前回と同じ南ぬ浜町への展開になるだろう」との見方を示した。