インフルエンザの患者数が定点当たり30人の警報基準を超え、22日に警報が発令された八重山保健所管内の第4週(20日~26日)の定点調査で、患者数が警報基準の2倍以上に当たる66人に達し、流行が急速に拡大していることが28日分かった。
先週の平真小学校に続き、八重山農林高校(本村博之校長)の生活科学科2年生のクラスで生徒21人のうち6人の感染が確認されたことから、同校は27日~29日まで学級閉鎖の措置を取った。
本村校長は「生徒には手洗いとうがいを徹底し、部屋の換気をよくすることや少しでも体調が悪かったら病院で受診するように呼びかけた」と話した。
保健所によると、管内の年齢別の患者数は5-9歳が71人で最も多く、0-4歳が50人、30-39歳17人、10-14歳35人となっている。