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「再建団体になりかねない」 竹富町議会一般質問

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 12月定例竹富町議会(新博文議長)は18日、一般質問最終日を行い、上盛政秀、仲里俊一、新博文の3氏が登壇。役場移転に関し新氏が、ハード、ソフト面、人件費などを試算すると36億円かかることを示し「起債で(対応)できるのか」とただしたのに対し勝連松一企画財政課長は「検討委員会の中で試算していきたい」と述べるにとどめた。また、同氏は今後、46億円の事業費が見込まれる海底送水管の取り換えなどが控えていることを挙げ「このままでは財政破綻し、再建団体になってしまう」と指摘。中長期的な考え方で進めるよう苦言を呈した。

 上盛氏は、役場が大原に移転した場合、職員の実質的な通勤費は町が示した通勤手当の年額1764万円(69人)ではなく5000万円以上になることを示し、「ほとんどの職員が石垣市から通勤した場合、1億円以上になり、財政を圧迫しかねない」と指摘。

 川満栄長町長は、庁舎を移転した他の自治体では、職員が少しずつ移住した事例がある、とし「このプロセスを大事にし、職員も町民になってもらいたい」と、職員の町内への移住を期待した。 

 仲里氏はふるさと応援寄付金の進捗(しんちょく)状況を質問。根原健税務課長は、12月から来年3月までの目標額1000万円の設定に対し、17日時点で1362人から2200万3010円の申し込みがあったことを答弁した。


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