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Channel: 八重山毎日新聞社
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子牛価格44万3949円 黒島家畜市場

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子牛価格が過去最高を記録した黒島家畜市場の2013年セリ=1月11日午前、初セリ

 黒島家畜市場の2013年セリ実績は、取引頭数895頭、取引総額3億6455万円で、前年を頭数で43頭(5%)、取引額で8338万円(29.6%)上回った。子牛の平均価格は44万3949円で、前年を8万4845円(23.6%)上回る過去最高を記録した。昨年、高齢母牛の更新で減少した取引頭数も増加に転じた。JA八重山地区畜産振興センターの又吉建夫センター長によると、今回の価格高騰について「全国的な素牛不足に加え、牛の系統、飼養技術の向上がある」としている。

 子牛の雌雄別平均価格は、雄(去勢)が47万7388円、雌子牛が40万320円。前年比で雄は8万1625円(20.6%)、雌で9万700円(29.3%)もの大幅な値上がりとなった。

 月別では、1月の平均39万6000円台の滑り出しから最終の11月では50万2643円と、同市場で初めて50万円を超える高値となった。

 年間で子牛の最高価格は雄子牛が65万1000円(11月)で、系統は父・北福波、祖父・安福久。雌子牛は52万7100円(5月)で、系統は父・百合茂、祖父・平茂勝だった。今年のセリ実績に黒島肉用牛生産組合の仲盛浩吉組合長(61)は「高齢母牛の入れ替えで、改良が進んできた結果。12月には宮崎や鹿児島のセリから優良雌子牛が導入される。まだまだ良くなる」と話した。


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