【小浜】JAおきなわが管理運営する竹富町小浜製糖工場の製糖開始式が16日、工場でJAや生産者、公民館役員らが参加して開かれた。
農家を代表して小浜島サトウキビ生産組合の大盛武組合長が「キビ刈り応援隊として毎年来てくれる皆さんに感謝している。高齢の島なので、若い皆さんの力を頼りに育ててきたサトウキビ一本一本大事に、また、けがのないよう最後までよろしくお願いします」とあいさつ。
JAおきなわ八重山地区本部の山田惠昌本部長が「黒糖という小浜島の特産品作り、食品作りをまかされているという責任と誇りを持ち、衛生面にも気を付け、働いてほしい」と激励した。
出席者を代表して、山田本部長らが圧搾機にキビを投げ入れ、お酒で安全祈願し、今期操業を開始した。
同工場では今期、収穫面積約60㌶、5067㌧の収量を見込んでいる。(小浜通信員)