【波照間】波照間公民館(東迎一博館長)主催の巻踊りが14日、ムシャーマ公園で行われた。波照間では11日から6日間にわたり、1年間の豊作に感謝する「プーリン」や今後1年間の豊作を祈願する「アミジュワ」などの豊年祭関連行事が行われている。巻踊りは各地区で行われているが、この日は全地区が集まって島を挙げて行われた。
巻踊りで歌うジラバは地区ごとに異なるため、毎年各地区持ち回りで歌を担当。今年担当の南地区はこの日のために練習を重ねてきた。
巻踊りは豪快なドラの音でスタート。サトウキビの葉を頭に巻き、子どもを中心に大きな四重の輪になった。ジラバに合わせて手拍子を打ち、「ヘイヤー、ヘイヤー」の掛け声とともに手をつないで踊った。
東迎館長は「台風の影響で世果報雨が降った。豊年豊漁で、ますます繁盛することを祈り、踊ろう」と話した。
(本比田里奈通信員)