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石垣市は、石垣港離島ターミナル周辺への常設・体験交流型マーケットの設置に向けて、20日の石垣港みなとまつり2015(同実行委員会主催)から「やいま石垣・さんばしマーケット」の社会実験をスタートさせる。
2年間の社会実験で、実施場所や時間帯、出店候補者などの把握と運営体制の検証を行い、17年度以降の常設を目指す。
社会実験では、港湾区域内に統一したイメージのテントなどを設置して八重山産の生鮮加工品を販売するほか、加工を体験できるスペースを設けて運営体制を検証する。
市商工振興課によると、みなとまつりで試験的にさんばしマーケット5店ほどを出店したあと、9月の連休と12月から来年3月にかけて計5回出店し、実施場所や時間帯、出店候補者を把握し、運営体制などの検証を進める。
社会実験は、市が策定作業を進めている「石垣まちなか活性化戦略プラン」のリーディングプロジェクトと位置付け、市商工会に委託して9月の連休に20店を設置。12月以降は40店を出店する方向で出店者を公募する。
常設化に向けて2年かけて社会実験を行う予定で、本年度は委託料約2200万円を計上している。担当者の我那覇宗敬物産振興係長は「お祭り的なものではなく、将来的な常設化に向けてイメージを統一して取り組んでいきたい」と話した。