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美島商娘が最優秀賞、九州大会へ 八商工

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第18回沖縄県高校生徒商業研究発表大会で最優秀賞に輝き、九州と全国大会への出場を決めた八重山商工高校マーケティングリサーチ部の部員ら=10日夕、南ぬ島石垣空港

 9日に浦添市てだこホールで開かれた第18回沖縄県高等学校生徒商業研究発表大会(県商業教育研究会主催)で、八重山商工高校マーケティングリサーチ部(宮良優花部長、部員5人)の商品開発プロジェクト「美島商娘(ちゅらしましょうこ)」が昨年に続き4回目の最優秀賞に輝いた。同部は8月21日に同ホールで開かれる九州大会に県代表として出場する。

 メンバーは宮良部長、上里莉帆、金城なつ美、石垣有紀(以上商業科3年)、仲盛菜々美(情報技術科3年)さんの5人。大会には県内の8商業高校が参加した。

 同部は「南(ぱい)ぬ島の天使(キューピッド)~伝統的な食材、『命草(ぬちぐさ)の商品化を目指して』~」のテーマで、島の命草(ハーブ)などを使った新商品「天使のシトラスジンジャーシロップ」の開発や販売までの流れ、今後の計画などを発表。

 審査員4人が内容や完成度などを100点満点で審査した結果、367点で2位の浦添商業高校に16点差をつけトップをつかんだ。

 11日午後、部員らが空路帰島し、南ぬ島石垣空港で出迎えた保護者たちが快挙を祝福。宮良部長は「足が震えて緊張したが、いつも通りに発表できた。自信はなかったが、優勝旗を渡されて初めて実感が湧いた」と振り返り、「自分たちらしさを出しつつ、ほかの学校に負けないように内容を強化して九州大会に臨みたい」と抱負を語った。

 金城さんは「最後でセリフをかんでしまい、ダメかと思ったので、結果を聞いて驚いた。昨年の九州大会は4位で悔しい思いをしたので、今年は1位を取り、全国大会に行きたい」と意欲。

 同部顧問の仲宗根一成教諭(39)は「部員たちが主体的に取り組んできた結果が最優秀賞につながった。九州大会でもみんなで協力し、良い発表ができるように頑張ってほしい」とエールを送った。


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