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市役所通り11万円 路線価4.8%増 

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7年ぶりに上昇し、石垣税務署管内で最高路線価となった市役所通り=1日午後、石垣市大川

 【那覇】沖縄国税事務所は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2015年1月1日現在の県内路線価(1平方㍍当たり)を公表した。石垣税務署管内の最高路線価は石垣市大川の市役所通りで前年比4.8%増の11万円で、08年以来7年ぶりに上昇した。

 管内の路線価は、市役所通りが最高路線価の18万円となった1999年から下落し、07年と08年に上昇に転じたが09年は横ばい。10年と11年に再び下落して11万円となり、12年は横ばいを維持したものの13年に下落に転じた。

 県内の最高路線価は14年連続で、那覇市久茂地3丁目(国際通り)のみずほ銀行那覇支店前で、前年比3.4%増の60万円だった。県内6税務署のうち那覇、北那覇、石垣で前年より上昇し、名護、沖縄は横ばい、宮古は下落した。

 県内の各税務署ごとの最高路線価は、北那覇が那覇中環状線の34万円(前年比3.1%増)、沖縄が北谷町の町道美浜1号線11万5000円、名護は名護バイパスで6万3000円といずれも横ばい。宮古は西里大通り6万7000円(1.5%減)で下落した。

 沖縄都市モノレール駅前の路線価で最も高かったのは、旭橋駅前の29万円(2.3%増)。全15駅のうち壺川、旭町、県庁前、美栄橋、牧志、安里。古島、首里が上昇。那覇空港、赤嶺、小禄、奥武山公園、おもろまち、県立病院前、儀保駅が横ばいとなり、下落した駅前はなかった。


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