映画やドラマ、バラエティー番組などのロケ撮影を受け入れる石垣市の「石垣島フィルムオフィス」が29日、事務局の市観光文化スポーツ局観光文化課から石垣市観光交流協会(高嶺良晴会長)へ業務移管された。高嶺会長は同日午後、石垣市観光交流協会事務局で記者会見し、「映画や番組ロケを通して八重山の魅力をPRしたい。メディアを受け入れる交通整理に取り掛かりたい」と意気込んだ。
同協会は4月からフィルムオフィスの業務を開始。29日までにバラエティー番組やアーティストのイメージビデオ、映画の撮影など5件が決定している。
本年度は、これまで撮影した映画などのロケ地を紹介した「ロケ地マップ」の作成や映画エキストラの確保、島内での撮影手続きや申請業務などを行うほか、沖縄観光コンベンションビューローの沖縄フィルムオフィスと連携して国内外でのプロモーション活動を計画。予算は50万円。
大得英信局長は「フィルムオフィスの移管は市観光交流協会が適材。民間のノウハウを生かして活用してほしい。行政も支援する」と話している。